情報システム部門の在り方

コグニティブ・ファウンデーション

最後に、コグニティブ・ファウンデーションについて解説します。 コグニティブ・ファウンデーションは、あらゆるICTリソースを全体最適に調和させて、必要な情報をネットワーク内に流通させる機能を担っており、マルチオーケストレータが、クラウドやエッ...
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デジタルツインコンピューティング

次にデジタルツインコンピューティングについて解説していきます。 デジタルツインとは、現実の世界をそもまま仮想世界上に再現したモデルのことを指します。近年の活用事例では、遠隔地での技術指導等をサイバー空間上に模写(現実空間上のもの)し、それに...
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オールフォトニクス・ネットワーク 2

さきに述べた目標設定をクリアするため、特にキー・テクノロジーとなる「光電融合技術」ついて簡単にご紹介します。 コンピュータチップは近年の高集積化に伴いチップ内配線の発熱量増加が性能を制限しつつあるとよく聞く話だと思います。 そこで、チップ内...
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オールフォトニクス・ネットワーク

オールフォトニクス・ネットワーク(APN: All-Photonics Network)ってなにかを簡単に記載します。 フォトニクスとは日本語で光工学となり、光子を扱う工学を指します。なので、直訳すると、『すべて光ネットワーク』になりますで...
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IOWNの内容って

IOWNってどんなことを研究しているのでしょうか。内容は大きく以下の3つになります。 ◯オールフォトニクス・ネットワーク(APN: All-Photonics Network)<情報処理基盤のポテンシャルの大幅な向上> ◯デジタルツインコン...
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IOWNとは

NTTが研究開発を進めているIOWNが少し気になったので書き留めておきます。IOWNとは、我が国の巨大通信事業者であるNTTが研究開発しているネットワーク構想です。 IOWN(Innovative Optical and Wireless ...
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今までのコスト削減施策とは(其の2)

さて、人以外のコスト削減って何をやってきたのか考えてみました。 次に思い出すのが、様々なコンサルを入れてコスト削減策を考えさせた気がします。 いま改めて思うと、本末転倒なことばかりでした。と言うのもコンサルってとても人件費が高い。ご存知のと...
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今までのコスト削減施策とは

従前のコスト削減施策とは、具体的にどのようなものがあったのでしょうか。私自身の仕事を振り返ってみたいと思います。 まずは人の削減です。私が所属する会社の情報システム部門では、社員が担う部分よりも外部委託する割合が非常に高かったように感じます...
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失われた30年をおもう

日本国内では、バブル崩壊後の1990年初頭から2020年初頭に掛けて所謂失われた30年間と言われており、日本国内ではデフレを代表とした物価をはじめとした人件費等の様々なモノの価格が長らく低迷しておりました。しかし最近になって漸く海外からの輸...
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1990年代

1990年代の企業内システムは、米国IBM社を筆頭に国内の主要メーカーもメインフレームに注力していた時代でありました。比較的小さなシステムには、オフコンと呼ばれる製品(AS400など)も利用していたと思います。 そして、ネットワークはATM...